長岡京市議会 2020-02-21
令和 2年第1回定例会(第1号 2月21日)
令和 2年第1回定例会(第1号 2月21日) 令和2年
長岡京市第1
回議会定例会会議録
第1号
2月21日(金曜日)
令和2年長岡京市第1
回議会定例会−第1号−
令和2年2月21日(金曜日)午前10時00分開議
37.第28号議案 令和2
年度長岡京市
駐車場事業特別会計予算
38.第29号議案 令和2
年度長岡京市
後期高齢者医療事業特別会計予算
39.第30号議案 令和2
年度長岡京市
水道事業会計予算
40.第31号議案 令和2
年度長岡京市
公共下水道事業会計予算
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) おはようございます。
これより令和2年長岡京市第1
回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
これより日程に入ります。
日程1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、山本 智議員、
大伴雅章議員を指名します。
次に、日程2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
この定例会の会期は、本日から3月24日までの33日間とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、会期は33日間と決定します。
次に、日程3、議長諸報告であります。
まず、12月定例会以降の
議会活動につきましては、お手元に配布しました
議会活動概要報告のとおりであります。
次に、意見書の処理報告であります。
12月定例会で可決されました、「
あおり運転」対策の強化についての意見書、
令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書及び政治倫理の確立、公文書の
適正管理のさらなる徹底を求める意見書の3件については、12月20日付で
政府関係機関へ送付しました。
次に、陳情の審査結果について御報告します。
陳情1−5号につきましては、お手元に配布しました
陳情審査報告書のとおりであります。
次に、12月定例会以降の
乙訓環境衛生組合議会、
乙訓福祉施設事務組合議会及び
乙訓消防組合議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。
次に、議員の派遣についての報告であります。
会議規則第164条第1項ただし書きの規定により、議員を派遣しましたので報告します。お手元に配布のとおりであります。
以上で議長諸報告を終わります。
次に、日程4、市長諸報告であります。
中小路市長。
(中
小路健吾市長登壇)
○(中
小路健吾市長) おはようございます。本日から約1カ月間お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
本日、ここに令和2年長岡京市第1
回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私とも
大変お忙しいところ御出席いただきまして、厚く御礼申し上げます。
それでは、去る12月
議会定例会以降の主な
事務事業につきまして、御報告を申し上げます。
まず初めに、
新型コロナウイルスに関する対応について御報告いたします。
昨年12月に中国武漢に端を発した
新型コロナウイルスの感染症は、急激な勢いで拡大し、日本では
指定感染症に指定され、WHOは
緊急事態宣言を出して対策がとられておりますが、いまだ感染が拡大する傾向にあります。
そして、先般、政府が設置した専門会議においても、日本の現状につきまして、国内発生の早期の段階にあるとの認識が確認されました。
また、残念ながら死亡例も発生しております。お亡くなりになられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、感染された方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げます。
感染症に対する診療体制や医療体制の確保、検査や情報提供などは、京都府及び
乙訓保健所の役割となりますが、本市におきましても
危機管理チームでの情報収集を軸にしながら、各部局長をメンバーとする
庁内連絡会議を開催して情報共有を図るとともに、市民への
感染防止に係る注意喚起や
市民利用施設などへの
衛生管理の徹底を図ってまいりました。
また、企業活動にも影響が出ておりますことから、
売り上げ等が減少しております
中小企業者等を支援するために京都府が創設した融資制度、
新型コロナウイルス対応緊急資金につきまして、市商工会と連携し、
市内事業者へ
早期情報提供を行いました。
また、昨日、
イベント等に対する国の対応指針が示されましたが、本市としても現時点では一律の自粛要請をすることはせず、不要不急のものは時期を見合わせたり、実施する場合は
感染防止のための工夫をするなどの対応をすることとしており、市民に対しても同様の対応をお願いしてまいりたいと考えております。
今後の動きも十分注視しながら、適切な対応に努めてまいる所存であります。
なお、この間、本市の友好都市であります
浙江省寧波市においても感染が拡大しており、2月3日にはマスクと防護服の
支援要請がありました。
中国国内の状況は緊急事態にあり、
支援要請に応え、本市で備蓄しておりますマスクのうち5,000枚、防護服89枚を支援いたしましたので御報告申し上げます。
感染予防には、しっかりと手を洗うことが最も効果的とのことでありますので、今後も引き続き
感染予防の啓発を含め警戒に努めてまいりたいと考えております。
次に、
地域コミュニティ活性化の取り組みについて、御報告申し上げます。
本市で8番目の
地域コミュニティ協議会となります長岡第十小学校区での設立総会が、明22日に開催される予定であります。
総会終了後には、記念式典や、ココサクソフォンクァルテットによる
記念演奏会が行われるとともに、3月6日には、長岡第十小学校、
同校PTAとの3者共催で、誰もが自分らしく生きられることをめざして〜性の多様性について〜をテーマとした、
トランスジェンダー当事者で、
暁プロジェクト代表の大久保暁氏による
設立記念講演会も予定されております。
市といたしましても、引き続き
地域コミュニティ協議会に対しまして、
活動支援等を行ってまいりますとともに、未設置の校区につきましても、それぞれの地域の特色を生かしながら協議会が設立されるよう支援を進めてまいりたいと考えております。
次に、本市の中央生涯
学習センターが、令和元
年度優良公民館表彰を受賞いたしましたので、御報告申し上げます。
この表彰は、公民館や公民館と同等の
社会教育活動を行う施設のうち、事業の内容や方法を工夫し、地域住民の学習活動に大きく貢献している施設に対して、
文部科学省が毎年度行っているもので、去る2月14日に東京都内で表彰式が行われました。
中央生涯
学習センターにおいては、開設当初から
指定管理者制度を導入し、施設の
貸し出し業務だけでなく、幅広いニーズを捉えた
自主事業や
にぎわい創出事業など、関係機関・団体等との連携・協働により、積極的な取り組みを行ってまいりました。
なかでも、
指定管理者のノウハウを生かした運営方法や、幼児から高齢者までの幅広い世代を対象とした講座、座学だけでなく、体験や鑑賞も取り入れた
学習イベントの開催など、その強みを生かした多様な事業の実施が、高く評価されたものであります。
本年は、平成17年の
バンビオ開設から15周年の節目を迎えます。このような形で表彰を受けることができ、大変うれしく思いますとともに、今後も、市と
指定管理者がともに工夫しながら積極的な
事業展開を進め、市民の皆様に一層愛される施設となるよう努めてまいりたいと考えております。
最後に、東京2020
オリンピック聖火リレーの
デイ・スケジュールが発表されましたので御報告申し上げます。
東京2020
オリンピック聖火リレーにつきましては、昨年の12月17日に、5月26日・27日両日の京都府内での実施及び長岡京市では5月26日に、
文化センター通りの今里西ノ口付近から花山3丁目付近までのコースで行われることが、東京2020
オリンピック組織委員会において決定されましたが、このほど
聖火リレーの
デイ・スケジュールが発表されました。
聖火リレーの隊列は3つのブロックで構成されており、本市では、
聖火ランナーが走行する
隊列ブロックは、今里西ノ口交差点を午後6時8分にスタートし、
文化センター通りを南行した後、八条
ケ池交差点を通過、
ゴール地点の花山3丁目付近には、午後6時44分に到着する予定となっております。
また、短時間イベントでありますミニセレブレーションを、コースの中間地点であります長岡第六小学校で行うことも予定されております。
現在、
本市実行委員会では、
聖火リレーの
沿道警備ボランティアスタッフを募集中であり、
聖火リレーを盛り上げる事業等の検討も進められているところであります。
今後さらに、市民生活に支障のないよう
聖火リレールートの交通規制についても周知を図り、安全な実施に向け協議を進めていかれることとなります。
市としても、56年ぶりの
オリンピック聖火リレーの実施が、市民にとってのレガシーとなるよう、引き続き積極的な支援、PRに努めてまいりたいと考えております。
以上、市長諸報告とさせていただきます。
○(
田村直義議長) 以上で市長諸報告を終わります。
次に、日程5、
定期監査及び
例月現金出納検査の結果報告であります。
監査委員の報告を求めます。
田中監査委員。
(
田中恭介監査委員登壇)
○(
田中恭介監査委員) おはようございます。
定期監査及び
例月現金出納検査の結果について御報告申し上げます。
地方自治法第199条第4項の規定によりまして
定期監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして
例月現金出納検査をそれぞれ実施いたしました。その
監査対象並びに結果と同法第199条第12項による通知がありましたことを、あわせて御報告させていただきます。
なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。
以上、
監査報告とさせていただきます。
○(
田村直義議長) 以上で
監査報告を終わります。
次に、日程6、諮問第1号
人権擁護委員の推薦について及び日程7、諮問第2号
人権擁護委員の推薦についての2件を
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
中小路市長。
(中
小路健吾市長登壇)
○(中
小路健吾市長) それでは、日程6、諮問第1号及び日程7、諮問第2号
人権擁護委員の推薦についての2件を、あわせて御説明申し上げます。
現、
人権擁護委員の上羽忠男氏が、令和2年6月30日で
任期満了となりますことから、後任の
委員候補として
山下則子氏を、また、現、
人権擁護委員の
安田博子氏が、令和2年6月30日で
任期満了となりますが、引き続き同氏をそれぞれ
人権擁護委員に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に同意を求めるものでございます。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
以上、提案説明とさせていただきます。
○(
田村直義議長) 説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
まず、諮問第1号
人権擁護委員の推薦について、
山下則子さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長)
全員起立。
したがって、
山下則子さんを推薦することに同意するものと決定しました。
次に、諮問第2号
人権擁護委員の推薦について、
安田博子さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長)
全員起立。
したがって、
安田博子さんを推薦することに同意するものと決定しました。
○(
田村直義議長) 次に、日程8、第1号議案 長岡京市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
中小路市長。
(中
小路健吾市長登壇)
○(中
小路健吾市長) それでは、日程8、第1号議案 長岡京市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、御説明申し上げます。
現、
固定資産評価審査委員会委員の
栗山裕子氏が、令和2年3月31日をもちまして
任期満了となります。その後任の委員を選任する必要がありますが、引き続き栗山氏を選任いたしたく存じますので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。御同意賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
第1号議案 長岡京市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、
栗山裕子さんを選任することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長)
全員起立。
したがって、
栗山裕子さんを選任することに同意するものと決定しました。
○(
田村直義議長) 次に、日程9、報告第1号
専決処分の承認を求めることについてから、日程24、第15号議案 令和元
年度長岡京市
公共下水道事業会計補正予算(第4号)までの16件を
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
中小路市長。
(中
小路健吾市長登壇)
○(中
小路健吾市長) それでは、私からは、日程9、報告第1号
専決処分の承認を求めることについて及び日程20、第11号議案 令和元
年度長岡京市
一般会計補正予算につきまして御説明申し上げ、その他の議案につきましては、副市長及び関係部長から説明をさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。
まず日程9、報告第1号
専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。
その内容は、訴えの提起についてであります。
今回の専決は、
長岡中学校グラウンド用地において、本市が昭和51年に申請した
不動産仮処分命令申立事件について、
京都地方裁判所から
起訴命令が発令され、市として14日以内に訴訟を提起する必要があったため、
専決処分を行ったものであります。
これまでの経緯といたしましては、昭和29年から30年にかけて、
長岡中学校設置のため学校敷地として土地を買収しましたが、
当該土地については
事務手続の関係で
所有権登記が未了のままでありました。
その後、昭和47年5月に
当該土地の登記上所有者が第三者に売買予約を行ったため、本市は土地の売買など一切の処分をしてはならない旨の
仮処分申請をし、昭和51年2月に
京都地方裁判所から
仮処分決定が下されました。
そして平成30年10月、
当該土地の登記上所有者の相続人2名から
仮処分登記抹消請求の調停が申し立てられ、調停を行ったものの不調に終わりました。その後、相続人の申し立てにより
京都地方裁判所から
起訴命令が発せられたため、今回、本市が訴えの提起を行ったものであります。
この訴えの事件名は、共有持分全部
移転登記手続請求事件で、当事者は本市が原告、被告は長岡京市在住の女性ほか1名であります。また、訴訟の趣旨は、
当該土地について、
共有者全員持分全部
移転登記手続をせよとの判決を求めるものであります。
以上、訴えの提起の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
次に、日程20、第11号議案 令和元
年度長岡京市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、御説明申し上げます。
既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ18億8,218万5,000円を追加し、令和元
年度長岡京市
一般会計歳入歳出予算の総額を316億6,492万2,000円とするものであります。
それでは、
歳出予算の概要から御説明申し上げます。
初めに、款2総務費であります。総額で5億4,426万1,000円の増額であります。項1
総務管理費の目2
文書広報費におきまして、
ふるさと納税に対する返礼品を提供するための、
返礼品提供事業者への謝礼や
ふるさと納税サイトの
利用手数料などにつきまして、想定より多くの御寄附をいただいておりますことから、3,932万4,000円を増額するとともに、目5
財産管理費では、いただきました寄附からこれらの諸経費を除いたものにつきまして、今後の財源として基金に積み立てるため、ふるさと振興基金積立金を4,067万6,000円増額いたしております。
また、庁舎建てかえを行うに当たっての埋文調査委託料1,100万円について、債務負担行為の予算化を図るとともに、本格的な工事への備えとして庁舎建設基金積立金4億5,000万円を計上いたしました。
項3戸籍住民基本台帳費につきましては、国からの通知に基づき、マイナンバーカード発行事務の委任額を増額するものであります。
款3民生費は、総額で6,754万6,000円の増額であります。項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、乙訓福祉施設事務組合の補正予算に伴い市負担金を減額し、重度心身障がい老人健康管理事業については、執行見込みにより増額をいたしております。
後期高齢者医療療養給付費負担金については、府広域連合によります今年度の給付見込みに伴い5,380万9,000円を増額、後期高齢者医療事業特別会計への繰出金については、基盤安定制度負担金額の確定に伴い872万8,000円を増額いたしました。
目10障がい者福祉費におきましては、執行見込みに伴い、自立支援医療等給付費を増額するものであります。
項2児童福祉費の目1児童福祉総務費につきましては、病児・病後児保育の利用増に伴い、運営法人への助成金を増額するものであります。
款4衛生費の項1保健衛生費、目1保健衛生総務費においては、不採算になりがちな救急医療、周産期医療、小児医療等を行う公的病院への運営助成に対する特別交付税措置を活用し、済生会京都府病院に対する運営助成金7,694万9,000円を予算化いたしております。
項3の目1上水道費につきましては、公営企業職員に係る児童手当の確定に伴う負担金の増額であります。
次の款6農林水産業費の項1農業費、目4農地費では、灌漑排水事業に対する土地改良事業補助金2件分を追加いたしております。
次に、款8土木費は、総額で5億310万6,000円の増額であります。項2道路橋りょう費の目3交通安全対策費では、国補正予算を活用いたしまして、未就学児の集団移動の際の安全を確保するための防護柵等の設置経費として380万円を追加いたしました。
項4都市計画費の目1都市計画総務費では、下海印寺下内田土地区画整理事業における事業量の増に伴い、工事請負費714万5,000円を増額するとともに、目2街路事業費においては、今年度、内示を受けました国補助金及び国の補正予算による交付金を活用し、長岡京駅前線整備事業に1億9,053万3,000円を追加いたしました。
令和2年度に予定しておりました事業用地の買収や物件調査の前倒しを図るものであります。なお、生産緑地法に基づく用地購入費につきましては、乙訓土地開発公社により先行取得した用地に係る利子について、債務負担行為の予算化を図るものであり、府施行街路整備事業の増額は、御陵山崎線の今年度執行見込みに伴う本市の負担金の増額であります。
目3公共下水道費につきましては、人件費の減や流域下水道維持管理負担金の増などを調整した結果、下水道事業会計への負担金・補助金、合計7,173万2,000円を増額するものであります。
次の款9消防費の目1常備消防費につきましては、乙訓消防組合の補正予算に伴う市負担金の減額であります。
目2非常備消防費につきましては、消防団員の退団に伴う退職報奨金を増額するとともに、強風により損傷した第4分団倉庫の屋根修繕の経費として227万7,000円を増額するものであります。
次に、款10教育費でありますが、総額で7億3,019万9,000円の増であります。
項1教育総務費、目2事務局費につきましては、教科書の採択がえに合わせ、従来の中学校に加えて小学校におきましても、教職員向けのデジタル教科書を導入する経費として894万1,000円を計上するとともに、ICTを活用した教育を推進していくための基盤整備といたしまして、国の補正予算を活用し、小中学校の普通教室に無線LAN環境を整備するための経費として、3億1,459万8,000円を計上するものであります。
項2小学校費の目1小学校管理費では、教科書の採択がえに伴う教職員用の指導書購入費2,214万3,000円を追加するとともに、執行見込みに伴い光熱水費を増額、また、国補助金の追加内示を受け、令和2年度に予定しておりました長十小のトイレ改修等を前倒しで実施するための経費として6,347万円を追加、目2教育振興費においては、社会科の副読本を購入するための消耗品費を増額いたしました。
項3中学校費の目1中学校管理費におきましても、教職員用の指導書購入費として消耗品費を追加し、また、執行見込みに伴い、光熱水費を増額するとともに、長中、長三中、長四中でトイレ改修を含めた施設整備を前倒しで実施するための経費として3億618万5,000円を追加しております。
目2教育振興費につきましては、執行見込みに伴い学用品費等扶助及び特別支援教育就学奨励費扶助を増額するものであります。
款12予備費につきましては、歳入歳出の収支調整として、2,480万8,000円を減額しております。
以上が
歳出予算の概要であります。
続きまして、今回の補正における歳入予算について御説明申し上げます。
まず、款1市税につきましては、決算見込みによる個人市民税及び法人市民税の増額であります。
款12分担金及び負担金につきましては、歳出で御説明いたしました、下海印寺下内田土地区画整理事業における事業費の増に対する土地区画整理組合からの負担金の増額であります。
款14国庫支出金、項1国庫負担金につきましては、歳出補正による事業費の増に伴う国庫負担金の増額であります。
次の項2国庫補助金につきましても、いずれも歳出補正による事業費の増に伴う国庫補助金の増でありますが、国補助金の追加内示や補正予算を活用したものとして、未就学児の集団移動に係る交通安全施設の整備に対する補助金であります、社会資本整備総合国庫交付金・道路事業分48万円。長岡京駅前線整備事業の前倒し実施分に対しては、同交付金の街路事業分として9,248万4,000円を計上するとともに、教育費補助金では、小中学校のトイレ改修及び校内通信環境整備の前倒し実施分に対する国庫補助金として、2億3,122万9,000円を計上するものであります。
款15府支出金の項1府負担金につきましては、歳出補正による事業費の増に伴う増額であります。
項2府補助金につきましても、歳出補正による事業費の増に伴う府補助金の増額であります。
款16財産収入につきましては、府道御陵山崎線の代替地として斡旋を行っておりました普通財産の土地売り払いに係る収入といたしまして、1億2,997万5,000円を計上するものであります。
次の款17寄附金でありますが、
ふるさと納税としてお寄せいただいております寄附の状況を踏まえ、ふるさと振興事業に対する指定寄附金を8,000万円増額するものであります。
款19繰越金につきましては、前年度決算剰余金の予算化であります。
款20諸収入につきましては、市商工会への補助金に係る京都府の対応を踏まえ、本市の補助金についても過年度に遡及して変更交付決定したことによる返還金及び消防団員退職報償に係る共済基金からの収入の計上であります。
最後に、款21市債でありますが、
歳出予算で計上いたしました市庁舎建てかえ及び周辺整備事業、府施行街路整備事業、長岡京駅前線整備事業、学校情報化推進事業、各小・中学校施設整備事業に係る市債をそれぞれ追加及び増額いたしました。
以上が、歳入予算の概要であります。
次に、第2表、繰越明許費補正であります。追加といたしまして、民生費、衛生費、土木費、消防費、教育費において、いずれも年度内執行の見込みが困難な事業として13件の事業をお願いするものであります。
最後に、第3表、地方債補正についてでありますが、歳出補正による事業費の計上及び変更により1件の追加及び既定の5件について限度額の変更をお願いするものであります。
以上、令和元
年度長岡京市
一般会計補正予算(第5号)の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 土家副市長。
(土家 篤副市長登壇)
○(土家 篤副市長) おはようございます。
それでは、私からは、日程10、報告第2号
専決処分の報告について、御説明申し上げます。
内容は、長岡第六
小学校給食室等建設工事請負契約の変更(第2回)であります。当該工事請負契約につきましては、令和2年2月13日付で専決第1号として
専決処分し、変更契約を締結いたしましたので御報告申し上げます。
今回の変更内容は、給食室の建設場所に既設排水管が埋設されていることが判明し、支障となるため、その迂回を行ったこと及び新設排水管の経路を変更したこと等によりまして836万円の増額となるとともに、外壁材の供給遅延で、給食室等の完成がおくれ、工期の延長が必要となったことにより、請負契約の変更を行ったものであります。
以上、
地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 喜多
対話推進部長。
(喜多利和
対話推進部長登壇)
○(喜多利和
対話推進部長) 日程11、第2号議案 職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について及び日程12、第3号議案 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
まず日程11、第2号議案でございますが、この改正は、地方公務員法の改正に伴い、本年4月1日に導入する会計年度任用職員制度に関し、会計年度任用職員におきましても、地方公務員法第31条の規定に基づく服務の宣誓を要しますが、服務の宣誓を別段の方法により行うことができるよう委任規定を設けるとともに、文言の整理をあわせて実施するものであります。
なお、この改正条例の施行日は、令和2年4月1日とすることといたしております。
次に、日程12、第3号議案でございますが、この改正は、これまで報酬が日額以外の方法によって定められている職員、または報酬のない職員については、報酬が日額で定められている職員との均衡を考慮して、実施機関が市長と協議して定める額とされていましたが、本年4月1日に導入する会計年度任用職員制度のうち、フルタイム会計年度任用職員については、常勤職員と同様に、給料、手当及び旅費の支給対象であることが明確化されることから、当該職員の補償基礎額について、常勤職員の公務災害補償に係る平均給与額の規定に準じることとするものでございます。
なお、この改正条例の施行日は、令和2年4月1日とすることといたしております。
以上、
提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 仁科
総合政策部長。
(仁科正身
総合政策部長登壇)
○(仁科正身
総合政策部長) 日程13、第4号議案
長岡京市庁舎建設基金条例の一部改正について、御説明申し上げます。
現在、本基金を処分し、財源として充てることのできる対象経費は、庁舎の用地取得費、庁舎建設事業費及び庁舎の改修事業費となっておりますが、今回の改正は、この対象経費に、地方債の償還を追加するものであります。
新庁舎の建設事業費につきましては、大きな事業費を見込んでおりますが、地方債や国の補助金、そしてこれまで積み立ててまいりました庁舎建設基金を財源とし、事業実施の見通しをつけてきたところであります。
今回、公債費の償還に充てることができるようにすることで、地方交付税措置のある有利な地方債を最大限に活用し、各年度における一般財源負担の可能な限りの縮減と後年度の公債費負担の平均化を図ることが可能となることから、弾力的な資金手だてができるよう改正するものであります。
なお、この条例の施行は令和2年4月1日からといたしております。
以上、
提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 堤
市民協働部長。
(堤 忠司
市民協働部長登壇)
○(堤 忠司
市民協働部長) 日程14、第5号議案 長岡京市印鑑条例の一部改正について、御説明申し上げます。
成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されることがないようにするため、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除するのではなく、心身等の状況を個別的、実質的に審査し、必要な能力の有無を判断するように、国の印鑑登録証明事務処理要領が改正されました。
この改正を受け、印鑑登録を受けることができない者として規定されている成年被後見人について、意思能力を有する者は登録できるよう、印鑑条例の一部を改正するものでございます。なお、この条例の改正は公布の日から施行することとしております。
以上、
提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 能勢
健康福祉部長。
(能勢泰人
健康福祉部長登壇)
○(能勢泰人
健康福祉部長) 日程15、第6号議案及び日程16、第7号議案について御説明申し上げます。
まず初めに、日程15、第6号議案 長岡京市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、御説明申し上げます。
今回の改正は、国の特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設などの運営に関する基準の一部改正が行われたことにより、本条例の一部を改正するものであります。
改正の内容は、幼児教育・保育の無償化に伴う食事の提供に要する費用の取り扱いの変更のほか、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴う連携施設の確保義務の緩和及び用語の整理、その他所要の改正を行うものであります。
なお、この条例の一部改正は、公布の日から施行するものでございます。
次に、日程16、第7号議案 長岡京市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、御説明申し上げます。
今回の改正は、国の
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正が行われたことにより、本条例の一部を改正するものであります。
改正の内容は、代替保育に係る連携施設の確保義務の緩和のほか、家庭的保育事業に対する食事の提供の特例に係る外部搬入施設の拡大、家庭的保育事業などの連携施設に関する経過措置の延長などについて、対応するものであります。
なお、この条例の一部改正は、公布の日から施行するものでございます。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 滝川
上下水道部長。
(滝川和宏
上下水道部長登壇)
○(滝川和宏
上下水道部長) 日程17、第8号議案及び日程18、第9号議案について御説明申し上げます。
まず、日程17、第8号議案 長岡京市
水道給水条例の一部改正について御説明申し上げます。
今回の改正は、受水しております京都府営水道の供給料金が、令和2年4月1日より改定されることから、それに伴い本市の水道料金を改定するものであります。
改正の内容は、
水道給水条例第24条の別表第1に定める、水量料金を平均で5.4%引き下げるものであります。
水道料金の引き下げに当たっては、京都府営水道供給料金の改定による受水費の減額見込額を、長岡京市上下水道ビジョン経営戦略の収支計画に落とし込み、ビジョンに掲げる重点基準目標の達成を十分考慮し実施するものであります。
この料金の算定期間は、上下水道ビジョンの上半期であります令和2年度から6年度の5年間としております。
なお、この条例は令和2年4月1日から施行し、令和2年10月1日以降に確定する料金から適用することといたしております。
次に、日程18、第9号議案 長岡京市
公共下水道使用料徴収条例の一部改正について、御説明申し上げます。
今回の改正は、令和元年8月1日に長岡京市上下水道事業審議会から頂戴いたしました今後の下水道使用料のあり方についての答申及び上下水道ビジョン経営戦略に基づき、下水道使用料を改定するものであります。
改正の内容は、
公共下水道使用料徴収条例第6条の別表に定める使用料金を平均で19.8%引き上げるものであります。
今回の引き上げに当たりましては、汚水事業における経営の健全性を維持していくことがとりわけ重要との答申をいただいており、このたびの料金改正により、上下水道ビジョンにおいて設定いたしました経費回収率を100%以上とするなど、重点基準目標の達成を目指すものであります。
なお、先ほど説明いたしました水道料金の改定と合わせますと、一般家庭の標準的な口径20ミリで、1カ月の使用水量20立方メートルとした場合、税抜きでありますが、水道料金は1月200円ほどの引き下げ、下水道使用料は400円ほどの引き上げとなり、上下水道料金では、1月当たり約200円の引き上げとなる見込みであります。
この使用料の算定期間は、水道料金と同様、令和2年度から6年度までの5年間としております。
なお、この条例は、令和2年4月1日から施行し、令和2年10月1日以降に確定する使用料から適用することといたしております。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 喜多
対話推進部長。
(喜多利和
対話推進部長登壇)
○(喜多利和
対話推進部長) 日程19、第10号議案
昭和天皇の大喪の礼の行われる日を休日とする条例及び
昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の廃止について、御説明申し上げます。
この条例は、
地方自治法の改正により、本年4月1日より同法に新たな条が加えられることになり、当該箇所を引用しておりました、
昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の改正が必要となりました。
しかし、今後、当該条例に基づく措置を行うことがないことから同条例を廃止するものでございます。
なお、経過措置として、同条例に基づき免除された職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除については、本条例廃止後も有効である旨を附則に規定し、将来にわたりこれらの効力を存続させます。
あわせまして、同時期に制定された、
昭和天皇の大喪の礼の行われる日を休日とする条例についても、条例制定時の目的を達成していることから廃止するものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行することといたしております。
以上、
提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 仁科
総合政策部長。
(仁科正身
総合政策部長登壇)
○(仁科正身
総合政策部長) 日程21、第12号議案 令和元
年度長岡京市
開田財産区
特別会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。
今回の補正は、既定の歳入
歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億4,520万円を追加し、歳入
歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ5億5,410万1,000円とするものであります。
まず、歳入予算でございますが、財産区所有地の売却に伴う土地売払収入1億4,520万円を計上いたしました。
次に、
歳出予算でありますが、財産区有地の測量・境界確定費として、開田、北開田、両財産区財産維持管理助成金、合わせて198万8,000円を増額し、歳入との差額につきましては、予備費の増額にて収支の調整を行っております。
以上、
提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 能勢
健康福祉部長。
(能勢泰人
健康福祉部長登壇)
○(能勢泰人
健康福祉部長) 日程22、第13号議案 令和元
年度長岡京市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、既定の歳入
歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3,575万8,000円を追加し、予算総額を13億2,112万8,000円とするものでございます。
初めに歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金3,575万8,000円を増額しております。これは保険料等負担金で2,703万円を、保険基盤安定制度負担金で872万8,000円をそれぞれ増額するものでございます。
続きまして歳入でございますが、後期高齢者医療保険料を2,703万円増額しております。これは現年度保険料について、京都府広域連合の算定による保険料負担金額が当初の見込額を上回ることにより増額するものでございます。
繰入金において、一般会計繰入金を872万8,000円増額しております。これは保険料軽減措置の対象者数の増加に伴い、同じく広域連合の算定による負担金額が当初の見込額より上回ることから、保険基盤安定制度繰入金を増額するものでございます。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 滝川
上下水道部長。
(滝川和宏
上下水道部長登壇)
○(滝川和宏
上下水道部長) 日程23、第14号議案及び日程24、第15号議案について御説明申し上げます。
まず、日程23、第14号議案 令和元
年度長岡京市
水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正の主な内容でありますが、事業費等の変動により消費税を再計算するとともに、事業費の減額に合わせての公営企業債の補正及び加入金の補正が主な内容であります。
まず、第2条の収益的収入及び支出では、消費税に係る補正を行い、第3条の資本的収入及び支出では、まず、資本的収入において、企業債対象工事の減に合わせ企業債を減額するとともに、加入金は納付実績に基づき増額いたしております。
一方、資本的支出では、建設改良費において未執行となりました設計委託料及び施設整備事業費を減額するものであります。
次に、第4条企業債においては、起債の限度額を1億6,000万円減の2億円とするものであります。
以上が、
水道事業会計補正予算(第3号)の概要であります。
次に、日程24、第15号議案 令和元
年度長岡京市
公共下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
今回の補正の主な内容でありますが、まず、実績に合わせ下水道使用料を減額いたしております。さらに、工事費の不用額を減額するとともに、京都府からの通知により流域下水道に係る負担金を補正するとともに、あわせて公営企業債を補正するのが主な内容であります。
初めに、第2条の業務の予定量では、有収水量を減量しております。
次に、第3条の収益的収入及び支出でありますが、収入では、有収水量の減から下水道使用料を減額する一方、一般会計からの他会計補助金を増額するものであります。
支出においては、流域下水道維持管理負担金等を増額いたしております。
次に、第4条の資本的収入及び支出であります。まず、資本的収入においては、対象事業費の減に合わせ企業債を減額するとともに、他会計補助金を増額いたしております。
一方、資本的支出では、汚水築造費の工事請負費と京都府からの通知に基づき汚水に係る流域下水道建設負担金を減額する一方、雨水に係る建設負担金は増額いたすものであります。
最後に、第5条企業債でありますが、起債の限度額を2,310万円減の7億5,340万円とするものであります。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 説明は終わりました。
次に、日程25、第16号議案 令和2
年度長岡京市
一般会計予算から、日程40、第31号議案 令和2
年度長岡京市
公共下水道事業会計予算までの16件を
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
中小路市長。
(中
小路健吾市長登壇)
○(中
小路健吾市長) それでは、令和2年度当初予算の各議案につきまして御説明申し上げます。
私からは日程25、第16号議案 令和2
年度長岡京市
一般会計予算につきまして御説明を申し上げ、その他の予算議案につきましては、関係部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
初めに、議案の説明に先立ちまして、貴重なお時間を拝借し、私の令和2年度市政運営の基本的な考え方につきまして、その所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願いいたしたいと存じます。
令和2年度は、第4次総合計画第1期基本計画の最終年であり、節目の予算であります。基本計画の6つの柱でお示しをしておりますまちづくりの方向性と、私が掲げておりますまちづくりの戦略目標であります、子育てのしやすさや介護基盤の強化などによる定住の促進、本市の魅力の発信等による交流の拡大、公共施設等の老朽化によるインフラの更新といったまちの新陳代謝に沿って、この間、できる限り早期の各種事業の具体化を目指してまいりました。
これまでの4年間で既に実施、実現することができた多くの施策を含めまして、それぞれ定める目標にしっかりと到達していくためにも、着実に、かつ丁寧に取り組む仕上げの年であると同時に、次の基本計画へとつないでいきたい、そうした思いを込めて編成した予算であります。
人口減少、少子高齢化を初め、自治体を取り巻く環境は非常に厳しいものがありますが、議論を重ね、知恵を出し合いながら果敢に取り組んでいくことが大切であると常に考えております。
待機児童対策や子育て支援、高齢化を見据えた介護や医療体制の充実など、市民の暮らしをより一層支えていくこと、これを何よりも優先して取り組んでおります。
そしてことしは、大河ドラマ「麒麟がくる」の放映により、多くの方に長岡京市を訪れていただく、知っていただくチャンスの年でもあります。
シティプロモーション、観光戦略の推進等を通じた交流の拡大により、市域内の経済循環を含めた地域活性化につなげていくこと、また新庁舎の建設や公共施設の再編整備、阪急長岡天神駅周辺のまちづくり、共生型福祉施設構想の具体化など、将来に向けた取り組みも着実に進めていかなければなりません。
こうした積み重ねこそが「住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京」の将来都市像へとつながる道のりであると確信いたしております。引き続き、皆様との対話の中でつくり上げていくという姿勢を貫いて、一意専心に取り組んでまいる所存でございます。
現下の厳しい財政状況の下、安定した市民サービスを確保するために、より一層の行財政運営の効率化が求められます。コスト意識の徹底、市有財産の積極的な活用、持続可能な経営基盤の構築、そしてICT等を活用した業務効率の見直しなど、稼ぐ力と質の向上に資していく効率化を最大限発揮し、行政運営に臨んでまいりたいと考えております。
私の信念であります対話を重視しながら、誠実に、また、前例にとらわれず果敢に取り組んでまいりたい、その思いを、いま一度、皆様にお伝えさせていただきたいと存じます。
以上、私の所信の一端を申し述べ、重ねて、市議会並びに市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
それでは、令和2年度一般会計当初予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
まず、予算編成の背景であります。内閣府の見通しでは、世界の景気は緩やかに回復しており、また、我が国経済においても、輸出を中心に弱さが続いているものの、各種政策の効果もあって、景気は緩やかな回復が続くことが期待されております。
先般、国が発表した令和2年度の
地方財政計画においては、地方が安定的な財政運営を行うために必要となる地方税、地方交付税等の一般財源総額は、前年度比1.2%の増となっておりますが、団塊の世代が後期高齢者となる、いわゆる2025年問題を初めとする社会保障費の自然増を考慮すると、地方財政は依然として厳しい状況が続くものと推察しております。
本市においては、全国的な人口減少傾向の中にあって、人口は横ばいであり、おおむね児童数も維持している状況であります。
一方、高齢化率は全国平均よりは低いものの、上昇傾向にあるため、今後も子育てや教育環境の整備、介護基盤の安定など、その両面において多くの財政需要が見込まれるところであります。
令和元年度は、当初の見込みに比べ、個人市民税や法人市民税の収入増を見込んでおりますが、法人市民税等は必ずしも安定的な財源であるとは限らず、米中貿易摩擦や、今回の新型肺炎が経済に対してどのような影響を与えるのかも、慎重に見きわめる必要があります。
また、これまでの投資に係る公債費の増大を初め、多くの財政需要が見込まれることから、引き続き堅実な財政運営が求められる状況でもあります。
今回の予算編成においては、第4次総合計画第1期基本計画に掲げた施策の仕上げをしていくこと、また将来へとつながる戦略的な取り組みをさらに推し進めていくこと、そして市民生活に不可欠な施策には、きめ細やかに対応していくことを念頭に、編成に努めたところであります。
これらに対応するため、可能な限り一般財源の歳入を見込むとともに、経常経費の圧縮に努めながら、国の補正予算による交付金や有利な起債を活用することにより、必要な財源を確保することといたしました。
次に内容でございますが、一般会計の総額は281億4,700万円、当初予算の規模としては過去最大となりました。前年度当初予算額との比較では、3億6,300万円の増、率にして1.3%の増となっております。
まず歳入でありますが、基幹収入である市税につきましては、個人市民税において、給与所得を中心に増が見込まれることから、対前年度比1億2,669万円増の51億6,404万4,000円、率にして2.5%の増収を見込んでおります。
法人市民税は、令和元年10月1日以降の事業年度に係る税率引き下げ等の税制改正がございましたが、大手企業などの収益増を見込み、対前年度比3,362万4,000円増の9億1,133万7,000円、率にして3.8%の増収見込みといたしました。
また、固定資産税につきましても、宅地開発や新築・増改築が続いていることから、前年度比4,279万4,000円増の51億2,456万9,000円、率にいたしまして0.8%の増収見込みといたしました。
款1市税の総額では、その他の税目と合わせて、全体で126億3,184万9,000円を計上し、前年度に比べ1億8,153万8,000円、率にして1.5%の増となっております。
款2地方譲与税から款10地方特例交付金及び款12交通安全対策特別交付金の10項目の歳入につきましては、
地方財政計画、経済状況等を勘案して、それぞれ見込まれる額を計上いたしております。
なお、税制改正に伴い、新たに法人事業税交付金が交付される予定でありますことから、新たな款として款6法人事業税交付金を設けております。
10項目の歳入の総額は、地方消費税交付金の増が大きく影響し、前年度と比べ3億584万6,000円の増額計上となっております。
款11地方交付税につきましては、対前年度比で5億8,400万円、率にして22.3%減の20億3,000万円を計上いたしました。
普通交付税につきまして、令和元年度の算定内容をべースに、国の示した令和2年度の
地方財政計画を参考に、基準財政需要額及び収入額を見込んで算定しておりますが、実質的な交付税として措置されております臨時財政対策債につきましては、前年度と比べ2億円の増額を見込んでおり、差し引きで約4億円程度の減を見込むものであります。
特別交付税は前年度並みを見込んでおります。その他の収入では、国、府の補助金や財産収入など最大限の財源確保に努めました。
以上のような歳入見込みと合わせ、予算編成作業において、全ての事業の精査に努めた結果、財政調整基金からの補填額を2億7,000万円として、収支の均衡を図ったところであります。
続きまして、
歳出予算の概要であります。
第4次総合計画の体系順に、主な事業について、その内容を御説明いたします。
まず、一つ目の柱「こども」であります。
冒頭申し上げました、総合計画を推進するための戦略目標の一つ、定住促進のための魅力を高める施策としても、子育て支援の充実や教育環境の整備については、精力的に取り組んでまいります。
産み育てる環境の分野では、幼児教育・保育の無償化に伴い、負担をいただいております私立幼稚園の副食費に対する補足給付を新たに開始するとともに、今年度より中学生まで拡充いたしました子育て支援医療助成事業につきまして、引き続き年度当初から実施し、子育てに係る経済的負担の軽減を図ってまいります。
次に、妊婦健康診査につきまして、京都府の施策と協調いたしまして、これまでの14回分の公費負担に加え、双子、三つ子といった多胎妊婦の場合には、20回まで公費で受診いただけるよう拡充いたします。
また、妊娠・出産期の支援として、引き続き子育てコンシェルジュ事業に取り組むとともに、認可外保育施設の利用助成や、子育て支援講座の実施など、妊娠・出産・子育てに係るさまざまな負担の軽減を図り、安心して子供を産み育てられる環境を充実させてまいります。
就学前教育・保育の分野では、待機児童の解消に向けて、引き続き民間保育施設の整備支援を進めてまいります。4月から新たな認可保育所1園、小規模保育所2園が開設を予定しており、保育定員の増を図っているところであります。
地域の多様な保育ニーズにきめ細かく対応するために、小規模保育施設への給付費負担金や運営補助として5億8,597万円、民間保育園・認定こども園等の施設型保育事業としては13億5,254万円を計上いたしております。
学校教育の分野では、教職員が子供に向き合う時間を十分確保する働き方改革、そして多様化する教育現場のニーズと課題に専門的な知識と経験により対応するため、新たにスクールロイヤーを設置いたします。
また、小学校において英語が教科化され、授業時間数が増加いたしますが、本市独自の外国語活動指導員の配置時間数も拡充し、特色ある教育の一つとしてしっかりと取り組んでまいります。
さらに、現在進めております学校施設整備構想の検討結果を踏まえ、老朽化・狭隘化する長四小について、再整備を行うための基本設計・実施設計に着手するとともに、令和元年度3月補正に前倒し計上いたしました各小中学校のトイレ改修と並行して、校舎の防水対策など、学校施設の維持改修を計画的に進めてまいります。
地域子育て支援の分野においては、放課後児童クラブの平日の開設時間を18時30分まで、30分延長するとともに、有資格職を新設し、児童の健全な育成と保護者の仕事・子育ての両立を支援してまいります。
二つ目の柱「くらし」であります。
保健・医療の分野では、長岡京まるごとヘルシーフェスタとして、これまで個別に開催しておりました食育ひろば、歯のひろば、ママキッズマルシェといった健康や食育に関する行政や民間団体のイベントを一堂に集め、より一層啓発効果の高い催しとして実施いたします。
また、公的病院であります済生会京都府病院の新築移転への支援として、補助金4億6,000万円を計上いたしております。
高齢福祉・障がい福祉の分野では、在宅の高齢者を介護する御家族が、自分の時間を確保し、リフレッシュして過ごせるよう、私費によるヘルパー利用への給付を新設するなど、家族介護者リフレッシュ事業を、よりニーズに合った制度へとリニューアルしてまいります。
また、近年ニーズが高まりつつある成年後見制度については、弁護士、司法書士、社会福祉士といった専門職との合同勉強会や施設職員への専門相談を展開し、制度利用が円滑にできるよう取り組みを強化いたします。
障がいのある人への支援の充実については、障がいのある人と家族が、その人らしく生活できるよう必要なサービス支給量の確保を図るとともに、地域相談支援などをさらに推し進めてまいります。
地域福祉・生活の安定の分野では、安定した住宅環境を提供するため、次期市営住宅等長寿命化計画の策定に取り組むとともに、共生型福祉施設構想の具体化に向けて、土地測量など京都府とも歩調を合わせながら、必要な準備を進めてまいります。
また、自助・互助・共助と公助の適切な連携を重視した地域づくりを進めるため、国の、我が事丸ごとの地域づくり推進事業を活用し、自治会未組織地域での地域活動構築や地域の福祉活動を支援する取り組みについても、引き続き推進してまいります。
次に、三つ目の柱「かがやき」であります。
地域活動・市民活動の分野では、地域の主体性をまちづくりに生かし、ここで生まれるふれあいと交流がまちの活力へとなることを目指し、市民との協働による自治振興条例の策定に向けた検討をスタートさせます。
あわせて、自治会活動の支援や自治会未組織地域における住民活動を支援するとともに、新たな
地域コミュニティ協議会の設立や、各協議会の自主的な運営を支援いたします。
また、市民提案型によります市民活動応援補助金事業についても、継続して実施してまいります。
人権の分野では、北開田会館のバリアフリー化として、エレベーターの設置に着手するとともに、公共施設の再編・統合を進めてまいります。
また、男女共同参画の分野においては、今年度、実施いたしましたアンケート結果をもとに、男女共同参画第7次計画の策定を進めるとともに、女性の活躍できる社会づくりの取り組みとして、市内事業所の参画によるネットワーク研修会の開催を実施してまいります。
次に、生涯学習・文化・スポーツの分野であります。本市中心部を縦断いたしますオリンピック・
聖火リレー及びパラリンピック採火式に関連する経費、また本市出身の山西利和選手を市民上げて応援するパブリックビューイングの実施等について予算化を図り、オリンピック・パラリンピックが日本で開催されるこの機会を通じて、健やかな心身を育むスポーツへの関心や機運を高めてまいりたいと考えています。
また、市東部にありますスポーツセンターについて、利用する個人や団体から意見を募り、必要とされる機能等を整理するなど、再整備計画の策定に向けた調査を進めてまいります。
生涯学習においては、市民みずからが講師となり、知識や経験を社会に還元する中央公民館市民企画講座の回数を拡大し、学び、教える機会の拡充を図ってまいります。
文化・芸術の振興では、次世代への確実な文化財の保存・活用を推進していくための文化財保存活用地域計画の策定費を計上いたしました。
また、文化財活用策の一つとして、大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を機に、本市に関心をもって訪れる人に、市内各所の文化財施設をめぐる周遊ルート、市の魅力を確実に伝えるコンテンツとして「ようこそまちなか博」を展開してまいります。
あわせて、長岡京芸術劇場や乙訓文化芸術祭への支援など、年間を通じた取り組みを進めてまいります。
スポーツの振興においては、若葉カップ全国小学生バドミントン大会や、世界各国の子供たちとの交流と国際理解を深めるため、バドミントン競技によるスポーツ交流事業、長岡京市未来への種まきプロジェクトも継続して実施してまいります。
次に、4つ目の柱「まち」であります。
市街地の分野では、JR長岡京駅東口駅前広場整備の詳細設計費1,486万円を計上いたしました。また、阪急長岡天神駅周辺整備事業については、庁舎西地区道路設計等3,752万円を計上するとともに、土地区画整理事業計画書の作成等に3,200万円を計上いたしました。地域住民や関係機関との協議・検討を通じた市民の合意形成に引き続き取り組んでまいります。
長岡京駅前線整備事業では、国の補助金を活用しながら、引き続き踏切付近の第4工区の用地取得に向けた協議を進めてまいります。
新庁舎等建設事業といたしまして、この間、実施設計の精査を重ねてまいりました庁舎の建てかえであります。2億1,744万円の事業費を計上いたしまして、いよいよ第1期庁舎の建設に着手してまいりますが、工事期間中は市民の安全第一で取り組んでまいります。
なお、本体・解体工事・外構、工事管理等の経費につきまして、令和2年度から令和9年度まで総額108億671万円の継続費を設定いたしております。
空き家対策では、策定から3年目を迎える空き家等対策計画を改訂することとしております。また、向日が丘支援学校周辺をエリアとした共生型福祉施設構想の実現に向けた地区計画の策定経費を計上しております。
道路・交通の分野では、済生会京都府病院の移転を念頭に、長岡京はっぴぃバスの運行ルート変更についての検討に着手してまいります。
また、近年頻発する豪雨災害を受け、市内地下道の排水ポンプ用自家発電設備の設計を行います。
自転車事故の減少に向けては、今年度に引き続き自転車ネットワーク計画の策定に取り組んでまいります。また、東部路線バスへの助成、コミュニティバスの運行も継続して行ってまいります。
産業の分野では、商工業の振興のため、企業立地促進助成、創業希望者への支援、チャレンジショップの実施支援など、市内商工業者の事業活動の支援を行ってまいります。
観光振興については、観光戦略プランの推進を図りつつ、大河ドラマ関連のターゲットイヤーとして、書籍へのPR広告、旅行ツアー商品の造成、雑誌への周遊記事などの観光キャンペーンを展開し、一過性に終わることのない、今後の戦略的な施策展開につながる取り組みを進めてまいります。
防災・安全の分野では、頻発する台風等への備えといたしまして、熱中症計や使い捨てほ乳瓶など、避難所運営資機材の整備品目の拡充を図るとともに、西乙訓高校に災害用マンホールトイレを整備いたします。
また、自主防災組織のさらなる設立が見込まれますことから、こうした組織への支援に継続的に取り組んでまいります。
雨水対策としましては、風呂川排水区の基本設計を進めるとともに、いろは呑龍南幹線への接続推進を図ってまいります。
防犯の取り組みといたしましては、令和2年度中に全防犯灯のLED化を進めてまいりますとともに、今年度、全212台の稼働が開始いたしました見守り機能付防犯カメラを継続的に運用してまいります。
次に、5つ目の柱「みどり」であります。
環境共生の分野では、台風により大きな被害を受けました西山の災害復旧につきまして、引き続き、西山森林整備と並行して取り組んでまいります。
また、相次ぐ不法投棄への対策といたしまして、監視カメラの導入により抑止を図ってまいります。
循環型社会の分野では、令和3年2月の指定ごみ袋制度導入に向け、より一層丁寧な周知・啓発に努めてまいります。
また、給食調理くずの再資源化の取り組みを、市内全ての公立保育所・小中学校に拡大し、ごみ減量の意識浸透に取り組んでまいります。
都市景観の分野では、大河ドラマ関連としまして、歴史・観光発信拠点としてリニューアルいたしました勝竜寺城公園の発信機能を強化するため、展示映像の追加等に620万円を計上するほか、西山公園第3期整備へ向けまして、基本設計等1,590万円を計上するとともに、公園施設の長寿命化計画に基づき、公園施設の改修に引き続き取り組んでまいります。
最後に、6つ目の柱「けいえい」であります。
魅力発信の分野では、本市への愛着と誇りの醸成に向け、シティプロモーションを行ってまいります。
また、
ふるさと納税を活用した本市の魅力発信事業につきまして、3つのプロジェクトや返礼品の取り組みが相乗効果をもたらすよう、多様なメニューを提案することで、一層の魅力発信に努めてまいります。
都市経営の分野においては、庁内業務の見直しを図る中で、ロボティック・プロセス・オートメーションRPAを導入し、業務の省力化・効率化を進め、経営資源の有効活用を図ります。
また、税や料の電子マネー決済導入に向けて準備を行うとともに、第4次総合計画第2期基本計画の策定を進めてまいります。
税務共同化事業といたしましては、6,211万円を計上いたしました。令和2年度より固定資産税のうち償却資産の共同化を開始し、税の収納力の強化を図ってまいります。
以上、総合計画の6つの柱で、特筆すべき項目について説明いたしました。このほかにも、さまざまな施策において、きめ細やかに財源を配分したところであります。
冒頭にも申し上げましたが、令和2年度は、第4次総合計画第1期基本計画の最終年度、仕上げの年であり、次の将来に向けた備えの年でもあります。
多様化・高度化する行政需要や複雑に絡み合う課題に果敢に取り組み、総合計画の基本構想に掲げた「住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京」を目指してまいります。
以上、令和2年度の
一般会計予算の概要説明といたします。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 能勢
健康福祉部長。
(能勢泰人
健康福祉部長登壇)
○(能勢泰人
健康福祉部長) 日程26、第17号議案及び日程27、第18号議案について御説明申し上げます。
まず初めに、日程26、第17号議案 令和2
年度長岡京市
国民健康保険事業特別会計予算について、御説明申し上げます。
予算総額は、歳入歳出それぞれ72億559万7,000円を計上しており、前年度当初予算と比較しますと4.3%の減でございます。
令和2年度の国民健康保険の加入見込数は、世帯数が9,511世帯、前年度比で2.0%の減、被保険者数が1万4,276人で、前年度比で3.3%の減と見込んでおります。
初めに、歳出の主な内容でございます。総務費は、事務費及び職員給与費等で1億5,254万6,000円を計上しており、前年度比で7.4%の増となっております。
次に、保険給付費は50億2,258万円を計上し、前年度比で4.2%の減となっております。
主な内容は、療養諸費が43億9,267万9,000円、高額療養費が6億294万8,000円で、出産育児諸費などその他の給付を含めた保険給付費総額は、歳出総額の69.7%を占めております。
次に、国保事業費納付金は19億896万4,000円を計上し、前年度比で5.0%の減となっております。これは京都府が府下市町村全体の保険給付費などから算出した必要納付金額が、前年度に比べて減額となったため、本市に対する割り当てが減額となったものでございます。
次に、保健事業費は9,549万5,000円を計上しております。
続きまして、歳入の主な内容でございますが、国民健康保険料で、総額14億86万3,000円を計上しており、歳入総額に占める割合は19.4%となっております。
次に、府支出金は50億7,083万円を計上しております。内訳は、歳出の第2款を財源として交付される普通交付金で49億8,059万6,000円を、保険者努力や特定健康診査などの、市町村の取り組みの状況などに応じて交付される特別交付金として9,023万4,000円を計上しております。
最後に、繰入金につきましては7億1,793万1,000円を計上しております。内訳は、一般会計繰入金で、国の法定分として、保険基盤安定制度、出産育児一時金、財政安定化支援事業及び職員給与費・事務費の各繰入金で5億4,200万4,000円を、また市が負担すべき分として、その他一般繰入金で1,592万7,000円を計上しております。
また、基金繰入金として、国民健康保険財政調整基金からの繰入金1億6,000万円を計上しております。令和2年度は、財政調整基金の取り崩しにより、保険加入者の保険料負担の増加抑制に努めたところでございます。
次に、日程27、第18号議案 令和2
年度長岡京市乙訓休日
応急診療所特別会計予算について、御説明申し上げます。
予算総額は、歳入歳出それぞれ6,705万1,000円を計上しており、前年度当初予算と比較しますと2.0%の増でございます。
初めに、歳出の主な内容でございます。総務費で5,496万1,000円を計上しております。主なものは、医師・薬剤師・看護師などの人件費、医療機器の保守、診療報酬請求に伴う医療業務などの運営に要する経費でございます。
次に、医業費で919万7,000円を計上しており、これは診療業務に伴う医薬材料などの購入費で、近年の医薬費の状況を踏まえ、32.2%の増となっております。
次に、公債費は、平成26年度に行った改修工事に伴い、診療所事業債を発行しましたので、その償還金の支払いに239万3,000円を計上しております。
続きまして、歳入の主な内容でございますが、診療収入は開所予定日数が、前年度より5日間少ない71日間として、5,331万2,000円を見込んでおります。
次に、分担金及び負担金は、共同運営者であります向日市と大山崎町からの運営費分担金として439万5,000円を計上しております。
次に、使用料及び手数料は、診療所使用料で206万2,000円を、診療所手数料で1万5,000円を計上しております。
次に、財産収入ですが、乙訓休日応急診療所整備基金の利子として4万4,000円を計上しております。
次に、一般会計からの繰入金として421万6,000円を計上しており、これは診療所運営に係る経費のうち、長岡京市の負担分でございます。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 仁科
総合政策部長。
(仁科正身
総合政策部長登壇)
○(仁科正身
総合政策部長) 日程28、第19号議案から日程35、第26号議案まで、令和2年度各財産区
特別会計予算の全8件につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、日程28、第19号議案 令和2
年度長岡京市馬場財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ316万6,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金314万7,000円、
歳出予算は、手数料14万4,000円、財産区財産維持管理助成金50万円で、残額は予備費といたしております。
次に、日程29、第20号議案 令和2
年度長岡京市神足財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ3,127万3,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金3,126万4,000円、
歳出予算は、手数料88万3,000円で、残額は予備費といたしております。
次に、日程30、第21号議案 令和2
年度長岡京市
勝竜寺財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ426万2,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金426万1,000円、
歳出予算は、財産区財産維持管理助成金50万円で、残額は予備費といたしております。
次に、日程31、第22号議案 令和2
年度長岡京市調子財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ2,622万4,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金2,621万3,000円、
歳出予算は、全額を予備費といたしております。
次に、日程32、第23号議案 令和2
年度長岡京市友岡財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ2,315万8,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金2,315万2,000円、
歳出予算は、財産区財産維持管理助成金50万円で、残額は予備費といたしております。
次に、日程33、第24号議案 令和2
年度長岡京市
開田財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ5億4,667万8,000円で、主な歳入予算は、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金5億4,596万3,000円、
歳出予算は、手数料155万6,000円、
開田財産区財産維持管理助成金100万円、北
開田財産区財産維持管理助成金220万円、一般会計繰出金100万円で、残額は予備費といたしております。
次に、日程34、第25号議案 令和2
年度長岡京市
下海印寺財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ9,454万円で、主な歳入予算は、前年度繰越金9,448万7,000円、
歳出予算は、手数料100万円、財産区財産維持管理助成金150万円で、残額は予備費といたしております。
最後に、日程35、第26号議案 令和2
年度長岡京市粟生財産区
特別会計予算であります。
予算総額は、歳入歳出それぞれ100万8,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金100万5,000円、
歳出予算は、財産区財産維持管理助成金50万円で、残額は予備費といたしております。
以上、令和2年度各財産区
特別会計予算、全8件の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 能勢
健康福祉部長。
(能勢泰人
健康福祉部長登壇)
○(能勢泰人
健康福祉部長) 日程36、第27号議案 令和2
年度長岡京市
介護保険事業特別会計予算について、御説明申し上げます。
予算総額は、歳入歳出それぞれ72億6,413万1,000円を計上しており、前年度当初予算と比較しますと4.2%の増でございます。
初めに、歳出の主な内容でございます。総務費で1億1,672万2,000円を計上しております。主な内容は、
総務管理費で6,462万7,000円、介護認定審査会費が4,810万5,000円となっております。
次に、保険給付費で67億7,252万円を計上しており、前年度比で4.5%の増を見込んでおります。主な内容は、介護サービス等諸費で61億8,668万1,000円、介護予防サービス等諸費で1億9,790万8,000円となっており、そのほかの高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費などを含めた、歳出総額に占める保険給付費総額の割合は93%となっております。
次に、地域支援事業費でございますが、総額で3億6,244万6,000円を計上しており、前年度比4.3%の増となっております。
主な内容は、介護予防・生活支援サービス事業費で1億6,016万1,000円、一般介護予防事業費で1,861万4,000円、地域支援の総合相談や介護予防マネジメントの中心的な役割を担う、地域包括ケアシステム運営事業費で1億2,908万2,000円、認知症施策総合推進事業、高齢者在宅生活支援事業、高齢者成年後見制度利用支援事業などの任意事業費で5,400万6,000円を計上しております。
続きまして、歳入の主な内容でございますが、介護保険料は15億9,676万7,000円を計上しております。
次に、国庫支出金は15億9,055万円を計上しており、内訳は、国庫負担金が12億2,390万円、調整交付金と地域支援事業交付金を合わせた国庫補助金が3億6,665万円となっております。
次に、支払基金交付金は18億7,646万5,000円を計上し、交付金の大半を介護給付費交付金が占めております。
次に、府支出金は10億3,471万8,000円を計上しており、内訳は、府負担金が9億7,667万7,000円、府補助金が5,804万1,000円となっております。
次に、財産収入ですが、介護保険給付費基金利子として51万6,000円を計上しております。
次に、繰入金は11億6,449万円を計上しており、内訳は、法定給付割合による一般会計繰入金として10億7,979万円、介護保険給付費基金から基金繰入金として8,470万円を計上しております。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 末永
建設交通部長。
(末永靖弘
建設交通部長登壇)
○(末永靖弘
建設交通部長) 日程37、第28号議案 令和2
年度長岡京市
駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。
まず、令和元年度の市営駐車場の利用状況につきまして、簡単に御報告させていただきます。
長岡京駅西駐車場は、令和2年1月末現在、駐車場利用台数は、二輪車を含めまして、延べ33万5,821台、前年比1.1%増、利用料収入は1億2,464万6,540円、前年比2.9%増となっております。増収の主な要因は、バンビオ2番館2階店舗の入れかえの影響により、駐車利用の増加があったものと考えております。
次に、西山天王山駅東駐車場につきましては、令和2年1月末現在、利用台数は、二輪車を含めまして、延べ2万2,443台、前年比2.0%増、利用料収入は1,409万7,700円、前年比3.1%増となっております。主な要因は、周辺の土地利用の変化によるパーク&ライド利用の増加、また、電子カード利用の増加があったものと考えております。
それでは、令和2年度予算の概要について御説明申し上げます。
歳入
歳出予算の総額は、それぞれ5,759万6,000円、前年比18万6,000円の増額で、ほぼ前年度並みとなっております。
まず、歳入予算から御説明申し上げます。款1財産収入として駐車場事業基金利子21万7,000円、款2一般会計からの繰入金175万5,000円、款3前年度からの繰越金10万円と款4諸収入の預金利子1,000円のほかに、雑入として5,552万3,000円を計上いたしております。これは駐車場納付金として
指定管理者から納付されるものでございます。
次に、
歳出予算について御説明いたします。款1事業費として1,919万9,000円を計上しておりますが、目1駐車場管理費として1,888万2,000円であり、内訳としましては、管理組合に納入いたします修繕積立負担金1,235万5,000円と、消費税及び地方消費税530万円となっております。
目2
財産管理費としては、駐車場事業基金へ繰り入れます積立金31万7,000円を計上いたしております。
次に、款2公債費の3,200万7,000円でありますが、長期債元金償還金として2,981万4,000円、長期債利子償還金として219万3,000円、款3予備費として639万円を計上いたしております。
以上が長岡京駅西駐車場及び西山天王山駅東駐車場の令和2
年度長岡京市
駐車場事業特別会計予算の概要であります。御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 能勢
健康福祉部長。
(能勢泰人
健康福祉部長登壇)
○(能勢泰人
健康福祉部長) 日程38、第29号議案 令和2
年度長岡京市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、御説明申し上げます。
予算総額は、歳入歳出それぞれ14億1,727万円を計上しており、前年度当初予算と比較しますと14.3%の増でございます。
初めに、歳出の主な内容でございます。総務費は3,250万2,000円を計上しております。内容は、人件費及び事務費で、前年度比2.8%の増でございます。
次に、後期高齢者医療広域連合納付金で13億8,320万5,000円を計上しております。その内容は、広域連合事務費負担金、後期高齢者医療保険料等負担金及び後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金で、前年度比で14.6%の増でございます。
続きまして、歳入の主な内容でございます。後期高齢者医療保険料として11億8,372万2,000円を計上しており、前年度比14.1%の増でございます。
次に、一般会計からの繰入金として2億3,171万4,000円を計上しております。その内容は、保険基盤安定制度繰入金、広域連合事務費負担金繰入金及び職員給与費・事務費繰入金でございます。
以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 滝川
上下水道部長。
(滝川和宏
上下水道部長登壇)
○(滝川和宏
上下水道部長) 日程39、第30号議案及び日程40、第31号議案について御説明いたします。
まず、日程39、第30号議案 令和2
年度長岡京市
水道事業会計予算について御説明申し上げます。
令和2年度は、上下水道事業審議会からの答申を受け、策定した上下水道ビジョン経営戦略の初年度であり、現在の水道ビジョンから次期上下水道ビジョンに掲げた施策の実現に向け、安定的な水道事業の継続を念頭に置いた予算といたしております。
それでは、予算の主な内容を各条に沿い御説明させていただきます。
まず第2条、業務の予定量であります。年間総給水量は、令和元年度決算見込みをもとに929万6,000立方メートルを見込んでおります。
次に、第3条の収益的収入及び支出であります。収入では、令和元年度決算見込みと比較し、有収水量はほぼ同じと見込んでおりますが、給水収益は、水道料金引き下げの改定による減少を見込み、事業収益を22億2,872万9,000円といたしております。
次に、支出では、経常経費のほか、上下水道ビジョンに掲げる安全を目指し、水質管理の充実や鉛製給水管取替工事などの経費を含め、事業費用として21億4,550万7,000円を計上いたしております。これらの結果、消費税を除く当年度純利益は2,964万8,000円を見込んでおります。
次に、第4条の資本的収入及び支出であります。収入では、企業債の借り入れや加入金・分担金等を合わせ、総額で6億8,177万6,000円を計上いたしております。
一方、支出では、東第2浄水場浄水池の耐震補強工事等の実施設計業務委託を初め、基幹管路の耐震化を進めるなど、上下水道ビジョンに掲げる強靭化の実現に向けた事業に、総額で10億2,213万3,000円を計上いたしております。
これらの結果、資本的収支では、3億4,035万7,000円の不足となりますが、損益留保資金等で補填することにより、年度末の補填財源残高は、令和元年度末見込みより約5,000万円増の13億8,692万9,000円を計上するものであります。
次に、第5条の企業債でありますが、表のとおり、第5次拡張計画変更事業につき、限度額を5億5,000万円といたしております。
以上が令和2年度予算の概要であります。
引き続き将来にわたり安全で安心な水道水を安定的に供給できるよう全力で取り組んでまいる所存であります。
次に、日程40、第31号議案 令和2
年度長岡京市
公共下水道事業会計予算について、御説明申し上げます。
令和2年度は、上下水道事業審議会からの答申を受け、安全・安心など3つの柱をもとに策定いたしました上下水道ビジョンの初年度に当たり、汚水事業においては、さらなる経営の効率化とともに、安定した下水道事業に取り組むため、下水道使用料の改定を見込んだ予算となっております。
それでは、予算の内容を各条に沿い、御説明させていただきます。
まず、第2条の業務の予定量であります。年間有収水量は、令和元年度決算見込みをもとに956万6,000立方メートルと見込んでおります。
次に、第3条の収益的収入及び支出であります。収入では、有収水量は減少傾向にありますが、元年度決算見込みからほぼ同量を見込んでおり、下水道使用料改定による引き上げを下半期で見込み、増額計上となっております。
その他一般会計からの補助金等を合わせ、収益総額は32億1,258万6,000円を計上いたしております。
支出では、流域下水道維持管理負担金などの経常経費を計上し、総額を29億6,518万円といたしております。その結果、消費税を除く実質収支では2億2,925万2,000円の当年度純利益を見込んでおります。
次に、第4条の資本的収入及び支出であります。まず、収入は、下水道使用料改定の見込みから、他会計出資金を減額いたしておりますが、企業債の借り入れや一般会計からの補助金等を合わせ、総額は9億6,071万7,000円といたしております。
一方、支出では、ストックマネジメント実施計画策定業務委託や、いろは呑龍関連整備事業など、浸水対策を優先的に実施し、上下水道ビジョンに掲げる事業の実現を図ってまいります。企業債の償還金を合わせた総額は18億6,614万4,000円を計上いたしました。
これらの結果、資本的収支は9億542万7,000円の不足となりますが、利益剰余金を含む損益留保資金等の補填により、年度末補填財源残高は2,817万2,000円となる見込みであります。
次に、第5条の継続費でありますが、いろは呑龍南幹線接続工事その2について、令和2年度から2カ年の継続費を設定いたしております。
次に、第6条の企業債では、表のとおり、限度額を6億7,970万円とするものであります。また、第10条では、資本的収支の不足額を補填するため、利益剰余金の処分額を2億470万1,000円といたしております。
以上が令和2年度予算の概要でございます。
下水道事業におきましても、上下水道ビジョンに基づき、健全経営に努め、安全・安心の確保と快適に御利用いただけるよう全力で取り組んでまいる所存であります。
以上、提案説明とさせていただきます。付属書類や関係資料も御参照の上、御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○(
田村直義議長) 説明は終わりました。
以上で本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。
明22日から27日までは議案熟読のため休会とし、28日午前10時に再開することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
本日は、これをもって散会します。
御苦労さまでした。
午前 11時58分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
長岡京市議会議長 田 村 直 義
会議録署名議員 山 本 智
会議録署名議員 大 伴 雅 章...